本年夏、好評を博した奈良国立博物館「糸のみほとけ」展。
展示のメインとなったのが特別公開された国宝「當麻曼陀羅(當麻曼荼羅)」でした。
今から1255年前、中将姫により綴織(つづれおり)という超絶技法で織られた曼陀羅は根本曼陀羅(こんぽんまんだら)と呼ばれ、今も當麻寺の本尊です。
しかし損傷が激しく、室町時代より秘仏として當麻寺で大切に保管し、一般に公開されることはほとんどありません。
奥院では中将姫の遺徳を偲び、當麻曼陀羅の伝承と綴織の技術を後世に伝えるべく、「綴織當麻曼陀羅」を再現いたしました。本年11月、當麻寺奥院にて特別公開を行います。
開催時期 | 平成30年 11月1日(木)~11月10日(土) |
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開催場所 | 當麻寺奥院 |
見学料など | 大人500円 小学生250円 |